

「赤ちゃん、元気ですよ。」
暗い待合室で、
そう声をかけつづけた。
でも、自宅にいる我が子のことが
頭から離れなかった。
あの夜も、13人の命が生まれた。
みんな元気にしているかな。
地震がつづくなか、
胎児の心音を聞いて回った。
力強い鼓動に、ほっとした。
生きてる。そう思えた。
──
KKT熊本県民テレビ
「熊本地震10年 私たちは、生きてきた。」の続編が公開されました。
あの夜から、
それぞれの日々を紡いできた
一人ひとりの10年に寄り添い、
そっとエールを送る映像です。
熊本のみなさんのことを思い浮かべながら、
一言一言、大切に読みました。
ぜひ、ご覧いただけたらうれしいです。













